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7つめは、聖ポール天主堂
マカオのシンボル的な観光遺跡 1835年の火災で焼失してしまい、ファサードだけが 残っています こちらの建築には 日本人も携わったと 言われています この聖ポール天主堂前の階段 ローマの階段に似ているといわれていますが ローマの階段は 踊り場がなく、ただ階段が続いてますが こちらの階段には、踊り場があります それは、日本人の発想から 階段を上り下りする人のために 「休憩できる場所」として 作られたといわれています 日本できりスト教を禁止されていた時代、長崎から追われたキリシタンたちは、船でマカオまでやってきたそうです こちらは、フランシスコ・ザビエル マリアさまを囲う枠に注目! 菊の花と、ハスの花が 描かれています 菊の花は 日本をあらわし ハスの花は、マカオをあらわしてるんだとか その悪魔を踏みつける聖母 という図 この悪魔は、キリスト教を迫害した徳川家康という説もあるそう 右側に「聖母踏龍頭」と彫られています 他の彫刻の字は、浮き彫りにされていますが この字だけが、削られて彫られているので 完成直前に、日本人が こっそり彫ったのではないか、といわれているそうです 日本の踏み絵の反対の図だからねぇ~ でも、徳川家康がキリスト教を迫害した理由は、奥深いものとも 言われていて なんでも、キリスト教の布教と平行して、貿易や人身売買もしていたんだそう (その時代のポルトガルのは奴隷制度があったので) この人身売買により 日本からも 沢山の人々が売られた事実を豊臣秀吉が追求して、迫害にいたったんだそう そんなこと マカオに来るまで 知らなかったので 歴史って ホント 奥が深い~っ いろんな文化が濃縮されてる ファサードだわぁ 焼け落ちてなかったら ホントにすごい立派な教会だったんだろうなぁ この裏側に 登れちゃいます♪ さらに奥には 博物館と地下納骨堂があります 両サイドの木の棚に ホントに骨が収められていて マカオに流れてきた日本人の遺骨だそう 火事の時に 急いで 運び出されたので、どの遺骨が誰のものかは わからなくなっちゃっていますが 今でも、大切に葬られていて 収められいる遺骨の名前のリストもありました ありがたいことです 1597年2月5日 長崎で隠れキリシタンが磔にされている殉教図 想像で描いたとされています なんだか とっても奥が深い ガイドさんがいなかったら、こんなことも知らずに ただ「わぁ~~!!」って、見て 終わってた思います ガイドさんに 感謝♪ ちなみに、ガイドさんは日本人で マカオにもう20年も住んでるそうです! それまた、スゴイっ
by myumyu-kiyo
| 2010-05-30 10:24
| マカオ・香港旅日記
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